3DCGアニメーション基礎・同演習 概要(第5講)



    3DCGのアニメーションの作成(2)


    POV−Rayでの動きの指定(回転移動)

    POV−Rayで物体を回転させる方法を見てみましょう。
    まず、シーンファイルの中でclockを使って移動を指定します。
    具体的にはobjectの中で、移動させたい物体に対して動きを指定します。
    例
    object{
      Sphere
      texture{ T_Stone13 }
      translate 1*z
      rotate 360*clock*y
    }

    これで、物体はレンダリング時に指定するフレーム数で半径1でy軸を中心に
    360度回転します。

    translate を使って、回転半径を指定します。
        translate (回転半径)*z
    rotate を使って、回転角度と回転軸を指定します。
        rotate (回転角度)*clock*(回転軸)

    rotate 360*clock*y y軸を中心に360度回転
    rotate 360*clock*z z軸を中心に360度回転
    rotate 360*clock*x x軸を中心に360度回転



    
今日の課題

    「回転する」物体のあるアニメーションを作成し、レンダリング後、ムービー
    ファイルを作成せよ。完成したシーンファイルとムービーファイルを指定の場所へ
    転送せよ。


    今日の課題 優秀作品(全て学生の作品)


    作品01(aviファイル)


    作品02(aviファイル)


    作品03(aviファイル)


    作品04(aviファイル)


    作品05(aviファイル)


    作品06(aviファイル)


    作品07(aviファイル)


    作品08(aviファイル)


    作品09(aviファイル)




Last Update 2019.10.29